【ひよっこ(NHK朝ドラ)】執筆にあたった岡田惠和さんについて

【ひよっこ(NHK朝ドラ)】の執筆にあたった岡田惠和さんについて書いていきます。


岡田惠和 プロフィール

1959年東京都出身。90年ドラマ「香港から来た女」(TBS)で脚本家デビュー。
繊細なタッチの物語世界とポジティブなキャラクター造形、会話劇で幅広いファン層を獲得。多彩な作風で連続ドラマを中心に、映画、舞台などの脚本を手がけている。99年ドラマ「彼女たちの時代」(フジテレビ)で文化庁芸術選奨文部大臣新人賞を受賞したのを始め、2001年前期連続テレビ小説「ちゅらさん」で向田賞と橋田賞、14年ドラマ「続・最後から二番目の恋」(フジテレビ)で東京ドラマアウォード脚本賞、「さよなら私」で文化庁芸術選奨文部科学大臣賞など多数の受賞歴がある。他にNHKでは「ボクの妻と結婚してください」「奇跡の人」、民放では「泣くな、はらちゃん」「ど根性ガエル」(日本テレビ)、「スターマン・この星の恋」「心がポキッとね」(フジテレビ)、映画「おっぱいバレー」「世界から猫が消えたなら」などがある。連続テレビ小説の執筆は、01年前期「ちゅらさん」、11年前期「おひさま」に続き、3回目となる。

執筆にあたって

三度目の朝ドラに挑戦させていただきます。それくらい好きなのだと思います。
月曜から土曜まで毎朝放送され、登場人物たちの人生を長い時間かけて描くことの出来るドラマはなかなかありません。
あれだけ大変な思いをしたはずなのに、またどうしても書いてみたくなる。私にとってはそんな魅力のある仕事です。朝ドラがあって良かった。NHKさんありがとうという気持ちで一杯です。
今回は三つの思いを胸に、長い構想準備とディスカッションを経て、執筆に入らせていただいております。
一つは、自分が幼少期を生きた時代を描くということ。描かれるのは東京オリンピックの年からの数年間です。このころの昭和は「あのころの日本は良かった」「活気があった」「夢があった」「未来を信じていた」「人が優しかった、情があった」などと、古き良き日本としてイメージされることが多いです。
個人的にも郷愁はあります。でも昔は良かったと嘆いていても前に進めない。私達は今を生きるしかないので。それにどんな時代にも今と同じように光と同時に影もある。そこにも目を逸らさずに、新しい日本がスタートして、まだ「ひよっこ」だった時代を懸命に生きた人の人生を観ることで、今を生きるためのヒントになれたら、そう思っております。
二つ目は、茨城への思い。なかなかその魅力が全国に伝わっていない気がする茨城県。東京から見ると東北より近いからか、さほど故郷として思い浮かぶイメージではなく、かと言ってすぐ近くなわけでもないので、意外と知られていない。
もったいないです。日本の故郷の原風景がそこにはあるのに。そんな茨城の方に喜んでいただいたり、全国の方に知らなかった茨城の魅力に気づいていただくのも朝ドラの大きな使命だと思っています。
そして、三つ目はなんと言ってもヒロイン。有村架純さんとはデビュー当時から何度か仕事をさせていただいてきて成長を見てきました。そして朝ドラをやるべき人だと強く思っていました。朝ドラのヒロインをやってほしい。そしてその朝ドラは絶対私が書きたい。そう強く熱望して願いがかないました。今、とても幸せです。
テレビドラマの魅力が全部詰まった朝ドラを目指します。元気になって、ワクワクしたり、思い切り笑えて、そして泣けて。登場人物たちすべてを愛おしく思っていただけるドラマをお届けできるよう、全力で頑張ります。よろしくお願いいたします。

岡田 惠和(おかだ よしかず、1959年2月11日 – )は、東京都三鷹市出身の脚本家、漫画原作者。岡田恵和とも表記される。

テレビドラマ

ドラマチック22 香港から来た女(1990年、TBS)※脚本家デビュー作
ビジネスサクセスストーリー ラスト・ラン(1991年、テレビ東京)
世にも奇妙な物語「瞬」(1992年、フジテレビ)
裏刑事-URADEKA- 第4話(1992年、テレビ朝日)
白鳥麗子でございます!(1993年、フジテレビ)
ツインズ教師(1993年、テレビ朝日)
チャンス!(1993年、フジテレビ)
じゃじゃ馬ならし(1993年、フジテレビ)
世にも奇妙な物語「ガード下の出来事」(1993年、フジテレビ)
仰げば尊し「放課後に逢いたい」(1994年、フジテレビ)
南くんの恋人(1994年、テレビ朝日)※初の全話執筆
17才-at seventeen-(1994年、フジテレビ)
若者のすべて(1994年、フジテレビ)※初のオリジナル作品全話執筆
最高の恋人(1995年、テレビ朝日)
輝く季節の中で(1995年、フジテレビ)
まだ恋は始まらない(1995年、フジテレビ)
クリスマスドラマスペシャル 海がきこえる(1995年、テレビ朝日)
イグアナの娘(1996年、テレビ朝日)
ドク(1996年、フジテレビ)
ビーチボーイズ(1997年、フジテレビ)
君の手がささやいている(1997年、テレビ朝日) 君の手がささやいている〜第二章(1998年、テレビ朝日)
君の手がささやいている〜第三章(1999年、テレビ朝日)
君の手がささやいている〜第四章(2000年、テレビ朝日)
君の手がささやいている〜最終章(2001年、テレビ朝日)
おそるべしっっ!!!音無可憐さん(1998年、テレビ朝日)
ランデヴー(1998年、TBS) 
35歳・夢の途中(1998年、NHK)
可愛いだけじゃダメかしら?(1999年、テレビ朝日)
彼女たちの時代(1999年、フジテレビ)
鯨を見た日(1999年、NHK)
天気予報の恋人(2000年、フジテレビ)
連続テレビ小説 ちゅらさん(2001年、NHK) ちゅらさん2(2003年)
ちゅらさん3(2004年)
ちゅらさん4(2007年)
アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜(2001年、フジテレビ)
日韓共同制作ドラマ フレンズ(2002年、TBS・韓国MBC共同)
夢のカリフォルニア(2002年、TBS)
恋セヨ乙女(2002年、NHK) もっと恋セヨ乙女(2004年、NHK)
岡田惠和ドラマスペシャル 負け組キックオフ(2002年、テレビ朝日)
アルジャーノンに花束を(2002年、関西テレビ)
僕だけのマドンナ(2003年、フジテレビ)
恋文 〜私たちが愛した男〜(2003年、TBS)
ホームドラマ!(2004年、TBS)
マザー&ラヴァー(2004年、関西テレビ)
ラスト・プレゼント(2005年、テレビ朝日)
あいのうた(2005年、日本テレビ)
きみの知らないところで世界は動く(2006年、NHK)
パナソニックドラマスペシャル 君が光をくれた(2006年、TBS)
バンビ〜ノ!(2007年、日本テレビ) バンビ〜ノ! スピンオフ(2007年、第2日本テレビインターネット配信)
めぞん一刻(2007年、テレビ朝日) めぞん一刻(2)(2008年、テレビ朝日)
無理な恋愛(2008年、関西テレビ)
銭ゲバ(2009年、日本テレビ)
JNN50周年記念スペシャル 天国で君に逢えたら(2009年、TBS)
小公女セイラ(2009年、TBS)
夏樹静子・作家40周年記念サスペンス特別企画 Wの悲劇(2010年、TBS)
日韓共同ドラマ・テレシネマ「楽園」(2010年、テレビ朝日)
連続テレビ小説 おひさま(2011年、NHK)
造花の蜜(2011年、WOWOW)※原作の文庫版にて解説も執筆
最後から二番目の恋(2012年、フジテレビ) 最後から二番目の恋 2012秋(2012年、フジテレビ)
続・最後から二番目の恋(2014年、フジテレビ)
尾根のかなたに〜父と息子の日航機墜落事故〜(2012年、WOWOW)
泣くな、はらちゃん(2013年、日本テレビ)
スターマン・この星の恋(2013年、関西テレビ)
チキンレース(2013年、WOWOW)
恋愛ドラマをもう一度(2014年、LaLa TV)
木曽オリオン(2014年、NHK BSプレミアム)
私という運命について(2014年、WOWOW)
おやじの背中「圭さんと瞳子さん」(2014年、TBS)
さよなら私(2014年、NHK)
ここにある幸せ(2014年、NHK BSプレミアム)
心がポキッとね(2015年、フジテレビ)
ボクの妻と結婚してください。(2015年、NHKBSプレミアム)
ど根性ガエル(2015年、日本テレビ)
奇跡の人(2016年、NHKBSプレミアム)
連続テレビ小説 ひよっこ(2017年、NHK)

映画

シャイなあんちくしょう(1991年、監督:和泉聖治)
She’s Rain(1993年、監督:白羽弥仁)
ときめきメモリアル(1997年、監督:菅原浩志)
スペーストラベラーズ(2000年、監督:本広克行)
深呼吸の必要(2004年、監督:篠原哲雄)※企画
いま、会いにゆきます(2004年、監督:土井裕泰)
天国は待ってくれる(2007年、監督:土岐善將)
おっぱいバレー(2009年、監督:羽住英一郎)
阪急電車 片道15分の奇跡(2011年、監督:三宅喜重)
県庁おもてなし課(2013年、監督:三宅喜重)
世界から猫が消えたなら(2016年、監督:永井聡)
8年越しの花嫁(2017年、監督:瀬々敬久)[3]

舞台

スタンド・バイ・ユー〜家庭内再婚〜(2015年予定、演出:堤幸彦)

プロモーションビデオ

EXILE「ただ…逢いたくて」
ケツメイシ「さくら」

引用元:ウィキペディア





岡田惠和さんの書かれた作品は、どれも面白かったと好評ですね。
というわけで、【ひよっこ(NHK朝ドラ)】の執筆にあたった岡田惠和さんについて書きました。

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